小沢氏、二階氏への西松建設献金問題が火を噴いていますが、「国策捜査」だとかい色々説があるのはどーでも良いです。
小沢がある種の金権政治家であることは当然だし、ただ、極東ブログにあるように、清廉潔白な政治家だらけだとしたら、たぶんその国の政治はめちゃくちゃになるでしょう。実際、金日成なんかは当初、清廉潔白だったわけですから。(金がなさ過ぎた、というのが当然あります。)
日本ではどうも「聖人君主」しか追い求めなさすぎで、真っ当な政治家(ただし、金に汚かったりはする)が逆に血祭りになるという傾向があります。
清廉と言われた小泉が何をしでかしたか、から考えれば、金がない政治家は逆に(イデオロギーが)おかしいということに気づかないと変です。
で、民主党が、検事総長を呼んで「リーク」について聞くことのこと。
これは、戦後国会ではなかった、禁じ手(司法への介入)ですが・・・。
実は、この「リーク」問題は、献金問題なんかよりももっと重大な問題を控えています。
裁判員制です。
日本では最長23日も警察・検察は拘束することができる。
その間、捜査情報(それも恣意的な)を「リーク」という形で垂れ流すことができます。
別に警察の肩を持つわけではありませんが、警察の場合は、「記者発表」という公式の見解が
示されることが多い。ところが、検察はほとんどそういうことがありません。
すると、公判が始まり、裁判員が集められた段階で、裁判員全員が「クロ」の心証を抱いた状態で
集められる危険が出てくる。
拘束されているときに、「接見禁止」がつくと、弁護士など限られた人以外接見ができなくなる。
情報は、検察と弁護士以外のもの、つまり本人情報はほとんど存在しません。
現状を見れば、本人の見解・弁護士の見解なんぞ、ほとんど報道されない。
これで裁判員裁判を行えば、「リンチ」にしかなりません。
実際、一部の検察官は、裁判員制度の導入を「見せしめ」効果に求めています。
(これを聞いたときは、やっぱりな、と思うと同時に、あきれ果てました)
メディアは、裁判員事例に関しては、「検察官によれば」などと記す改善を行う、としていますが、現状、そう裁判員裁判まで2ヶ月を切っているというのに、こんな現状なんです。
「関係者の話でわかった」
としか書けないのは分かりますが、
「関係者によれば、・・・とのことである」「なお、本人の意見は未だ不明」
もしくは
「これは、関係者のコメントであり、事実と異なる場合もあり得ます」
などと記す、ことが必要かもしれません。
ともかく、一方的な情報シャワーはインチキだし、ついでにそういう記者の性質を熟知して、情報を小出しに、かつ不誠実な形で示す検察は、もっと批判される必要がある。
正義の味方なら、「現状における捜査状況と本人の主張」として記者会見をすればよいのです。